Be a glocalist.

ベトナム・ハノイの日系企業で現地採用スタッフとして働きはじまめした。現地採用について、ベトナムについて綴っていきたいと思います。

猛暑のハノイより

まだ5月だというのにハノイは猛暑だ。昼間は体温と同じくらい。夜になってようやく30℃。こんなんだから昼間は全く食欲がわかない。何なら昼間疲れ過ぎて夜も食べられない。不健康だとは思いながらも、このまま倒れたら帰国できるんじゃないかと期待している部分もある。

 

一時帰国から戻ってきてからというもの、プロジェクトを与えられてバタバタしており、落ち着くときがなかった。精神的に参ったが、時間が早く過ぎていくことだけは良かった。

 

相変わらず毎日涙が出てくるし早く日本に帰りたいと思う。このプロジェクトが成功すれば帰国に一歩近づける。その思いだけで今日まで生きてる。

何度かは本当に胸が苦しくて、死んでしまいたいと思うこともあった。

でもベトナムで死にたくなんかないというよく分からないプライドがあって、今もここで生きてる。

 

唯一心の支えになっているのは、どれだけ遅く帰ってきてもなんだかんだ毎日スカイプしてくれる彼氏の存在。

といっても優しく慰めてくれるわけではなく、考えが甘いとか泣いたらこっちまで気が滅入るとか厳しいことばかり言われてる。でも甘やかしたら何も成長しないだろうっていう優しさなんだってことが分かっているから、胸にささる。

 

次の帰国までにある嫌なことと言えば、6月初日の役員会議。わざわざホーチミン

まで行く意味があるのだろうか・・・なんのためにテレビ会議システムなのだろう。お客さんのところに行くならまだしも、社内のこういう行事は本当にお金の無駄。

 

あとゴルフ。でもこれは7月だから、ノリでなんとか頑張れる。

 

今月終われば、3ヶ月ベトナムで働いたことになる。早かったし、長かった複雑な感情。先を見ると嫌になってしまうから、とにかく目の前のことをやっていこう。そんなことを考えた猛暑の週末でした。

一時帰国か完全帰国か

ついに一時帰国の日がやってきました。

この日をどれだけ待ち焦がれたことか、、、

ベトナムに来て鬱になりかけて、でもGWに一時帰国するって決めてからはなんとか精神を保って生きてくることができました。モチベーションって本当に大事。

 

あとは同僚に恵まれたのが本当に良かった。

一緒に営業していた同僚は考え方がリベラルで痛快。頭の回転も速く仕事の知識面でも精神的にも助けられた。なによりこの会社での仕事に関して悶々としていたのは私だけじゃないって気づいたことが大きかった。

みんなこの環境じゃだめだって思ってるんだ。

でもまだ、これじゃだめだって思うことしかできていない。行動に移してからが勝負。日本で充電したら、始めようかな。

 

とかいいながら、帰国したらベトナムに戻りたくない気持ちが70%くらいある。

この前skypeで話した友達は、もう戻ってもいいんじゃない?って言ってたなぁ。

日本で暮らした方が幸せだってわかっているのに、どうして苦しい環境に戻らないといけないのか、、、

 

5月は日本本社の人達がやってくるし、ホーチミンからベトナム支社長も来るし接待が本当に嫌だ、、、次は絶対にこういうのがない会社に入るんだ。

ああインフルを拾いたいw

 

でも帰国中は嫌なことは考えずに全力で楽しもう。

5時間後には日本だ!!!

涙が止まらない

昨日は午前中の業務が終わり、帰宅してからずっと泣いていた。

確固とした理由はない。ただとめどなく流れる涙が止められなかった。

この一週間、嫌だと思うことは数えきれないほどあった。

我慢するしかない。まだ自分は何の成果も出していないから。

夜になると襲ってくる孤独と不安が怖くて、でも何とか抑えなくてはいけなくて。

 

でも不思議と、どれだけ辛かろうが、どれだけ泣こうが、死にたいとは思えない。

千葉に帰って彼に会うまでは死ねない。ベトナムでなんかで死にたくない。

この気持ちだけが、なんとか持ちこたえる力になっている。

 

あと一週間耐えれば一時帰国。

がんばろう。

精神衛生を保つ

朝からお客さんに電話で怒られた。

生理痛がひどいのに、こういう時に限ってよくないことが起こったりする。

明らかにこちらが悪いのならともかく、理由は不明だ。

そしていつも通りの長い会議。向かいの席の中の良い同僚と口パクでやりとりする。

"I'm hungry!"

"Boring!"

お昼の時間が30分しかないので、バインミーを買い、ビタミン補給のためにフルーツジュースも買いに行く。さんざん待たせておいて、マシンが壊れてジュースができないという。仕方ないのでラテを買い、会社に戻る。あと5分。バインミーを爆速で食べて席に戻る。

作成した見積書は聞く人それぞれに違う意見を言われ、いまだに未完成だ。一番ほしい情報を持っている購買担当は本日有給休暇。

なんとか今日最低ノルマ数お客さんへの電話を済ませて帰宅。疲労、、、

 

心を無にして走った。

軽く汗ばむちょうど良い気温。

40分ほど運動して、シャワーを浴び、野菜をたくさんいれたパスタを作った。

心が悪い方向に傾いてしまいそうになったとき、なんとか支えになるものは運動とちゃんとした食事だ。怒りも苦しさも悔しさも寂しさも、自分の中でなんとか消化しなくてはならない。ここには軽く愚痴を言い合えるような人がいないから。

こうやって毎日生きていれば、きっと良いことがあるはず。

そう思えるようになっただけ成長したのかな。

思考の整理

なぜ毎日泣いているのか、どうして辛いと感じるのか、この辺で少し整理しておこうと思う。おそらく今年度中には日本で転職活動を始めるだろうし、落ち着いて現状を見なければ。

 

【嫌だったこと、嫌なこと】

・支店長のセクハラ発言

・会社からのプレッシャー

・本社社員の接待

・社内旅行

・就業前の飲み会参加

・システム化されていない仕事

・突然の飲み会参加強制

・低賃金

・給料遅延

・仲の良い同僚の退職宣言

・会社、外では明るく振舞っているのに帰宅後は沈没する、気持ちのギャップ

・残業代が出ない

・賞与が年1回

・土曜午前中出勤

・有給取得方法がオファーレターと違った

 

【楽しかったこと、楽しいこと】

・仲の良い同僚との会話

・学生時代の友人との食事

・散歩

 

【できないこと、不安なこと】

・帰国後再就職できるのか(重要)

・一人で見積書を作成できない

・何を誰に聞いたら良いのかいまだに分からない

・彼に見放されないか

・ひとりで生きていけるか

 

【できること】

・意思疎通に困らない程度の英語

・同僚とのコミュニケーション

・お客さんとのコミュニケーション

・(成果はないけど)飛込み営業

・情報整理(ばらばらの情報を表にまとめるとか)

 

【帰国するためにどうしたら良いか】

・営業で結果を出す

・社内環境を改善する

TOEICで高得点を取る

・レジュメを書く

・キャリアアドバイザーに相談する

・いっそ先のことは考えずに帰国する

 

嫌なことが一番多い、、、

でも書き出すことで多少落ち着いたかも。

支えてくれる全ての人に感謝しかありません。

 

ホーチミン出張

今日から4日間はホーチミン出張です。

ホーチミンって都会なんですねぇ、2年ぶりに来てびっくりしました。街並みもお店もモダンできれい!お風呂イスがある屋台とか見当たらないじゃないですか。ファミマもサークルKミニストップもあるし!!

 

今日のランチはベトナム人の友人と。外資系企業でエリートまっしぐらかと思っていたら、1年で辞めて日本のスタートアップに転職してた!これまたびっくり!

今年度中に起業したい!って。バイタリティすごいな~。

 

ハノイに比べたらホーチミンはアメリカンスタイルでビジネスする企業が多いし、職なんてたくさんあるって。ハノイのコンサバな感じとは正反対なんだなぁ。あぁホーチミンで就職すれば良かったw

彼いわく、若いうちの2~3回の転職なんてなんのディスアドバンテッジにもならないし、経験を積むことが何よりも大切だと。ちょっと元気でるなぁ。

 

来年日本で転職活動して、だめだったらホーチミンで働こうかなw

その前に彼に見放されたらホーチミン行き決定だけど...

 

素敵な友達と話せて楽しい一日でした。

あとPhuc Longってとこのドリンクが安くておいしかった!ホーチミンにはたくさん店舗があるみたい。ハノイにも来ないかなぁ。

お金とキャリア

ハノイに来てから家計簿をつけ始めました。

ドンだと金銭感覚鈍りそうだから、円換算して管理しています。まだ先月分の給料をもらえていないので、できるだけ切り詰めていかないといけない。

先月は初期投資でなんだかんだお金が必要だったけど、今月は特別な出費がなければ2万5000円くらいで済むんじゃないだろうか。学生時代よりも安い生活費、、、

なぜこんなに倹約しているのかというと、できるだけ日本に帰りたいから。あとは次に転職したときの生活費を貯めておかないと。ベトナムは賞与が年1回しかない。しかも最低1ヶ月分。もらえるのは3月末。そう考えると、日本にいたときは本当に恵まれていたんだなぁ。

だから生活水準はベトナム人と同等じゃないとやっていけない。幸いハノイにはアマゾンもzozo townもないし、欲しいと思うような服もない。この生活を続けていけば、日本に帰ってもし良い職(給料が)に就けなくてもやっていけそうな気がする。

 

職といえば、前職にいたときまでは「バリキャリ女子になる!」って思っていたけど、なんかもう、好きな人のそばにいられればそんなにバリバリ働かなくてもいいんじゃないかと思い始めた。たとえ転職失敗してフリーターになったとしても、毎日シフトいれれば最低限の生活はできるのではないか。独身でキャリア築いてお金稼ごうってもうあんまり思えない。ここまで堕ちてしまったら、そんなの夢のまた夢なんだろう。だからと言って、経済的に依存することは絶対にできない。

そんなこと言っていて、彼に見放されたらまた考え方が変わるんだろうなぁ。出家したりして。

 

こうやってお金の大切さなりキャリアについて考えることができたのも、ここに来たおかげなのかもなぁ。たくさんじゃなくていいから、来月もちゃんと生活できるんだってくらいの余裕がほしい。人からすごいと思われるキャリアじゃなくていいから、好きなひとの側そばで生活できるような仕事がしたい。それが今の希望かな。

 

来月ちゃんと給料もらえるかなぁ、、、あ、まだキャッシュカードももらってないや、、、、